軽自動車SUV スズキハスラーを解説

スズキハスラーは、ワゴンRなどの軽トールワゴンとSUVをあわせた新ジャンルの軽自動車となっている。スズキは、ハスラーに似たようなコンセプトを持つ軽自動車を販売していた。それはKeiという軽自動車だ。Keiは大径タイヤを履き地上高を高くした、セダンとSUVのクロスオーバーとして知られている。Keiは2009年(平成21年)に生産終了したが、乗用車で車高が程々高いため実用性があるので、Keiを惜しむ声もあり、ハスラーが登場した話がある。

ハスラーはワゴンRと共通のプラットフォームを使用している。強固なラダーフレームを使用したジムニーは、本格的なオフロード車なのに対して、ハスラーは乗用車設計のため、ジムニーと比べると本格的なオフロード走行はできません。しかし、通常のドライブでみる砂利道や雪道に対応するため、最低地上高は180 mm(2WD車。4WD車では175mm)を確保している。また、アプローチアングルを28°、デパーチャーアングルを46°あるため、起伏のある路面で、パンパーが接地しにくくなっている。

カラーリングは上級モデルではルーフが黒か白色になるツートンカラー使用の選択が可能となっている。ツートンカラー仕様のほうが明るくポップな色が多いのが特徴となっている。

シートはフルフラットになる。比較的平板なシートだが、車中泊を行うのならマットの購入は必要だろう。ディーラーオプションや社外品のマットが売られている。

荷室は、後席を倒すとスペースが確保されている。室内高も比較的あるので大きい荷物や自転車の積載は行いやすい。

動力性能に不満がある場合は、ターボエンジン搭載モデルや、マニュアルミッション搭載モデルがあるためそちらを選択するのも一つ。

燃費性能は、アイドリングストップや発進時にモーターアシストを行なうSエネチャージ搭載車があるため、買うのならそちらを選択したほうがいいだろう。

安全装置は、ABSやSRSエアバッグといった基本装備は標準装備されている。衝突軽減装備はCVT車の中級、上級モデルに装着されている。上級モデルのXシリーズはデュアルカメラサポートが装備されていて、中級モデルのGシリーズは、デュアルカメラサポートよりも速度域が低いレーザーレーダーサポートとなっている。それ以外に、中級モデル以上のCVT車では、坂道発進時にブレーキからアクセルに踏み替える瞬間、一時的にブレーキが作動(最長約2秒間)するヒルホールドコントロール。4WD CVT車では下り坂でブレーキ操作なしに一定速度(約7km/h)で降坂できるヒルディセントコントロールシステムや、雪道などの発進をサポートするグリップコントロールが搭載される。

ハスラーの一番安いモデルは税込み価格110万円を切る廉価版のAシリーズがある。しかし廉価版のAシリーズには最低限の装備しかない。衝突軽減装置や横滑り防止装置、Sエネチャージやアイドリングストップ、ターボエンジンの設定、チルトステアリング、4WD車についているヒルディセントコントロールシステムもない。

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